小学校3年生の次男が剣道を習っており、私も一緒に稽古に参加しています。
試合を1週間後に控えた稽古の開始時に、当日、指揮を担当されていた先生から次のお話がありました。
- 試合では今までやって来たことの積み重ねが、自分の力として発揮される。
- 逆に言えば、今までやったことがない技術を、いきなり試合で使うことはできない。
- いかにこれまでの稽古で、自分の力の全てを出せるように準備をしてきたか。
- 準備をしっかりすれば、力を発揮できる。その意識をしっかり持って稽古に励むように。
私も先生の話を正座で聞いていました。
この「準備をする」という言葉を聞いた時に、ふと、次の点が閃きました。
心に刻み、行動に繋げるために、アウトプットします。
- 片付けは次に向けての準備
- 日々のストレッチはトレーニング継続のための準備
- 今やることをすぐにやることは次の行動をスムーズに始めるための準備
片付けは次に向けての準備
本を読んだら本棚にしまう。
おもちゃを出したら玩具箱にしまう。
お菓子を食べたらゴミを捨てる。
と言ったことを、子どもたちに伝えますが、中々、行動につながりません。
そこらじゅう、物で溢れている事があり、机も宿題のテキストが広がったまま。
そんなことが多々あります。
色々なものが溢れているのを見ると、今やろうとしている行動に集中することができず、
中途半端にしかできなくなってしまいます。
頭の中の切り替え、気持ちのリセットをするためにも、片付けは次の行動に向けての準備、
ということを繰り返し伝え、自分も行動で示そうと思いました。
日々のストレッチはトレーニング継続のための準備
ここでいうストレッチは、トレーニング後のクールダウンや、就寝前のストレッチを指しています。
年齢を重ねるにつれて、疲労の回復スピードが徐々に落ちてきいるように感じています。
(現在44歳、自分ではまだまだこれからが現役と思っています!)
疲労が残ったまま次のトレーニングを行うと、
- 可動域が狭く正しい動きができない。
- それが原因で負傷をしてしまう。
- そもそも疲労が抜け切らずに、トレーニングする事を諦めそうになる。
といった状況が発生します。
日々、ストレッチは大切だと思いながらも、仕事、家事を終えると、一気に眠気が来る…
を繰り返してしまい、ストレッチをしないまま寝落ちしてしまっています。
このループ、もう何年も繰り返しています。
隙間時間でもいいので、明日のトレーニングに向けての準備だ!を意識して、
こまめなストレッチを心がけようと思いました。
今やることをすぐにやることは次の行動をスムーズに始めるための準備
これは、1つ目の気づきと重複する部分が多いです。
というか、ほぼ同じかもしれません。
私の家事に対する意識の気づきです。
- 洗濯物はその日のうちに取り込んで、畳んでしまう。
- 食器の洗い物は、まずはしまうところからがスタート。
- 玄関の靴は向きを揃える、たくさん出ている時はしまう。
洗濯物や食器洗いの家事は我が家では主に私が担当しています。
5人家族なので、洗濯物、洗い物ともにそれなりのボリュームがあります。
仕事から帰って、これらをやるには結構なエネルギーがいるのですが、
- 洗濯物は取り込まないと、明日の朝の洗濯に支障が出る。(乾燥機は使わないんです…)
- 洗濯物を畳んでしまわないと、床に散らばって足の踏み場がなくなる。
- 洗い物がシンクにあると不衛生、明日の朝食作りに支障が出る。(私が朝ごはん担当です。)
- 靴が揃っていないのは、私の気持ちが落ち着かない。
という状況が発生します。靴はすぐにできますね。
この気づきを持ててから、行動することへの気持ちの負担が、少し軽くなったように思います。
今やっていることは、明日につながるんだ、明日が楽になるんだ、と。
まとめ
日々の稽古の力を発揮するには準備が大切。
という言葉から、準備の一つとして片付けや、トレーニングの締めくくりとしてストレッチが大切、ということに改めて気づきました。
気づいたことを忘れないためのアウトプット。そして行動。
自分の気づきを忘れないためにも、自分でもこの記事を繰り返し確認したいと思います。
ありがとうございました!


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